納豆は、良質なタンパク質や鉄分、食物繊維などが豊富に含まれており、赤ちゃんの成長を助けてくれる非常に優秀な食材です。しかし、どうしても気になるのが独特の強い匂いや、手や食器にまとわりつくネバネバではないでしょうか。
せっかく離乳食に取り入れようと思っても、お部屋に匂いが充満したり、赤ちゃんが匂いを嫌がって食べてくれなかったりすると、ママやパパも少し困ってしまいますよね。実は、ちょっとした工夫や調理のコツで、納豆のクセを驚くほど軽減させることができます。
この記事では、離乳食の納豆の匂いを消す調理法を中心に、下準備のやり方から月齢別の進め方まで詳しくご紹介します。納豆が得意ではないお子さんでも、パクパク食べてくれるような工夫を一緒に見ていきましょう。日々の離乳食作りが少しでも楽しく、楽になるヒントを詰め込みました。
納豆の匂いを抑えるためには、調理前の下準備が最も重要です。そのまま使うのではなく、一度手を加えることで独特の香りを放つ成分を洗い流したり、熱で変化させたりすることができます。まずは、家庭で簡単にできる基本的なステップから確認していきましょう。
納豆の匂いを消すための最も基本的で効果的な方法は、「湯通し」です。納豆の表面についているネバネバした成分には、特有の香りが凝縮されています。これを熱湯でサッと洗い流すだけで、驚くほど匂いがマイルドになります。ザルに納豆を入れ、上から熱湯を回しかけるだけで構いません。このひと手間で、赤ちゃんにとっても食べやすい状態になります。
また、湯通しをすることで表面の粘りが適度に落ちるため、細かく刻む際にも包丁に張り付きにくくなるというメリットもあります。特に、離乳食中期などのまだ細かく刻む必要がある時期には、作業効率が格段にアップします。お湯の温度は沸騰したてのもので大丈夫です。しっかりと水気を切ってから調理に使用しましょう。
湯通しをした後の納豆は、パラパラとした質感に変わります。この状態であれば、他の食材とも混ざりやすくなり、納豆特有の「主張の強さ」が和らぎます。匂いに敏感な赤ちゃんの場合は、一度だけでなく二度お湯をかけるとより効果的です。ただし、栄養素の一部が流れ出る可能性もあるため、短時間で手際よく行うのがポイントです。
納豆は加熱することで匂いの質が変化します。生のまま混ぜるよりも、レンジで加熱したり、鍋で煮込んだりすることで、ツンとした刺激のある香りが和らぎ、香ばしさに変わることがあります。離乳食では基本的に加熱して与えることが推奨されていますが、匂い対策としても加熱は有効な手段の一つです。
電子レンジを使用する場合は、耐熱容器に納豆と少量の水を入れてラップをし、数十秒加熱してください。このとき、加熱しすぎると逆に匂いが強くなってしまうことがあるため、様子を見ながら行いましょう。お粥やスープに混ぜた状態で一緒にコトコト煮込むのも、匂いを全体に馴染ませて目立たなくさせる良い方法です。
加熱をすると納豆のタンパク質が変性し、少しホクホクとした食感に近づきます。これが豆本来の甘みを引き出し、赤ちゃんにとって親しみやすい味になります。また、加熱によって殺菌もできるため、衛生面が気になる離乳食期には一石二鳥の調理法と言えるでしょう。匂いが気になる場合は「しっかり火を通す」ことを意識してみてください。
納豆には大きく分けて「ひきわり」と「つぶ(小粒・中粒など)」がありますが、離乳食にはひきわり納豆が便利です。ひきわり納豆は、大豆を砕いてから発酵させているため、皮がなく柔らかいのが特徴です。しかし、表面積が広いためにつぶ納豆よりも匂いを強く感じることがあります。一方で、つぶ納豆は皮がある分、中の香りが閉じ込められていますが、離乳食期には皮が口に残るのが難点です。
匂いを最小限に抑えたい場合は、つぶ納豆を一度茹でてから皮を取り除き、中身だけを細かく叩いて使うのが最も匂いを感じにくい方法です。ただし、これは非常に手間がかかるため、普段使いにはひきわり納豆を前述の「湯通し」してから使うのが最もバランスの良い選択となります。ひきわり納豆も湯通しすることで、断面から出る粘りを抑えることができます。
もし、赤ちゃんがひきわり納豆の匂いを嫌がるようであれば、小粒のつぶ納豆を柔らかく茹でてから包丁で叩いてみてください。皮を丁寧に取り除くことで、独特の風味がさらに軽減されます。お子さんの好みや、ママの調理にかけられる時間に合わせて、どちらのタイプを使うか選んでみましょう。どちらを使っても、事前の湯通しは欠かさないことが大切です。
納豆の下準備まとめ
1. ザルに入れて熱湯を回しかける(湯通し)。
2. 粘りが取れたらキッチンペーパーで水気を拭き取る。
3. 月齢に合わせてさらに細かく刻むか、そのまま調理に使う。
調理法を工夫するだけでなく、他の食材と組み合わせることで納豆の匂いを「包み込む」または「中和する」ことができます。納豆単体では個性が強すぎても、相性の良い食材と合わせれば、風味豊かな一品に早変わりします。ここでは、特に匂い消しに効果的な組み合わせを紹介します。
ヨーグルトや粉ミルク、チーズなどの乳製品は、納豆の匂いを抑えるのに非常に役立ちます。乳製品に含まれる脂肪分やタンパク質が、納豆の香り成分を包み込んでくれるからです。意外な組み合わせに感じるかもしれませんが、納豆とヨーグルトはどちらも発酵食品なので、味の相性自体は悪くありません。
例えば、茹でた納豆に少量のプレーンヨーグルトを混ぜると、特有のツンとした匂いが驚くほどマイルドになります。また、粉ミルクを溶いたものに納豆を加え、ミルク煮のように調理するのもおすすめです。ミルクの優しい甘みとコクが、納豆のクセを上手に隠してくれます。これなら、乳製品の風味が好きな赤ちゃんも抵抗なく食べてくれるでしょう。
さらに、離乳食後半であれば、カッテージチーズや粉チーズを少量振りかけるのも効果的です。チーズの濃厚な香りが納豆の匂いと調和し、旨味として感じられるようになります。乳製品を使うことで、カルシウムも同時に摂取できるため、栄養バランスの面でも非常に優れた組み合わせと言えます。ぜひ一度試してみてください。
かぼちゃやさつまいも、バナナといった甘みの強い食材は、納豆の苦味や独特の風味を打ち消してくれます。これらの野菜をペースト状にし、そこに細かく刻んだ納豆を混ぜ込むと、甘みが勝って納豆の存在感が薄れます。特に、野菜の甘みが大好きな赤ちゃんにはぴったりの方法です。
また、おくらや長芋、小松菜といった野菜と合わせるのも良いでしょう。おくらのように元々ネバネバしている食材と合わせると、納豆の粘りが全体の「とろみ」の一部として機能するため、食感の違和感が少なくなります。また、だし汁でとろみをつけた餡(あん)をかけることで、匂いの揮発を抑え、口当たりを滑らかにする効果も期待できます。
特にほうれん草や小松菜などの青菜と和える「納豆和え」は、離乳食の定番です。青菜のわずかな苦味と納豆の風味が合わさると、不思議と匂いが気にならなくなることがあります。ここに少しの「すりごま」を加えると、ごまの香ばしさが納豆の匂いをさらに上書きしてくれるので、より食べやすくなります。野菜たっぷりの納豆メニューは彩りも良く、食欲をそそります。
かつお節や昆布から取ったお出汁は、日本人の味覚に馴染みやすく、納豆の旨味を引き立てつつ匂いを抑えてくれます。お出汁を多めに使ってスープ仕立てにしたり、お粥を伸ばしたりすることで、納豆が水分の中に分散され、直接的な匂いの強さが軽減されます。離乳食用の天然だしを活用するのがポイントです。
また、ごく少量のレモン果汁やトマトの酸味を加えるのも一つの手です。酸味には、匂いの原因となるアルカリ性の成分を中和する働きがあります。トマト煮の中に納豆を少量加えると、トマトの爽やかな香りと酸味が主役になり、納豆は「コク出し」のような役割に回ります。洋風の味付けにすることで、納豆=和風という固定観念から離れた新しい美味しさを発見できるかもしれません。
酸味を使う際は、赤ちゃんが酸っぱがりすぎないよう、加熱して酸味を飛ばしたり、少量から始めたりして調整しましょう。特にお粥にトマトペーストと納豆を混ぜる「リゾット風」は、多くの赤ちゃんに好評なメニューです。お出汁の深みや酸味のアクセントを利用して、納豆の個性を上手にコントロールしてみてください。
匂いを抑える食材リスト
・乳製品:プレーンヨーグルト、粉ミルク、チーズ
・甘い野菜:かぼちゃ、さつまいも、とうもろこし
・香りのあるもの:すりごま、青のり、かつお節
・酸味:トマト、加熱したリンゴなど
納豆は、離乳食中期の生後7〜8ヶ月頃から取り入れることができます。赤ちゃんの消化機能や噛む力に合わせて、適切な形状と調理法を選んであげることが大切です。成長段階ごとに、匂いを抑えつつ美味しく食べてもらうためのポイントをまとめました。
離乳食中期は、舌でつぶせる固さのものを食べる時期です。この時期に納豆をあげる場合は、必ず加熱し、細かくすり潰すか刻むようにしましょう。初めての場合は、前述の「湯通し」を念入りに行い、粘りと匂いを最大限に取り除いた状態からスタートします。まずは、お粥に混ぜて一口から試してみるのが安心です。
この時期の赤ちゃんはまだ匂いに敏感なことも多いため、無理強いは禁物です。納豆をお粥に混ぜた後、さらにお出汁を加えてトロトロの状態にすると、匂いが広がりにくく食べやすくなります。もし、すり潰しただけの状態だと粘りが気になって食べにくそうなときは、お湯で少し伸ばしてあげるとスムーズに飲み込めるようになります。
調理の際は、ひきわり納豆をさらに細かく包丁で叩き、ペースト状に近い状態にするのが理想的です。このひと手間で、赤ちゃんが喉に詰まらせる心配も減り、消化にも優しくなります。匂いを消すために、この時期は特に「お出汁」や「野菜ペースト」との組み合わせを多用して、納豆の味に少しずつ慣れさせていきましょう。
離乳食後期になると、歯ぐきでつぶせる固さのものが食べられるようになります。納豆も、ひきわり納豆をそのまま、あるいは軽く刻む程度で与えられるようになります。自分で食べたいという意欲が出てくる時期でもあるため、手づかみ食べメニューに納豆を取り入れるのも良いアイデアです。
手づかみ食べにする場合は、おやきやパンケーキに納豆を混ぜ込むのがおすすめです。小麦粉や片栗粉、ジャガイモなどと一緒に焼くことで、表面がコーティングされ、手に粘りがつきにくくなります。さらに、焼くことで納豆が香ばしくなり、生のときよりも匂いが気にならなくなるというメリットもあります。
また、この時期は色々な食材と混ぜ合わせることができるので、納豆ご飯だけでなく、納豆うどんや納豆和えなどバリエーションを広げましょう。納豆の粒感が残っていても食べられるようになりますが、やはり「湯通し」をしておくと、お茶碗や手、顔がベタベタになるのを防げるため、後片付けのストレスを減らすことができます。
1歳を過ぎると、食べられる食材がぐんと増え、味付けもごく少量ならできるようになります。この頃には納豆の味に慣れている子もいれば、意志がはっきりしてきて「匂いが嫌い!」と拒否する子も出てくるかもしれません。完了期は、納豆の匂いを消すことと、美味しさを引き出すことのバランスを考えていきましょう。
味付けができるようになるので、ほんの少量の醤油や味噌を隠し味に使うことができます。発酵食品同士の相乗効果で、納豆の匂いが旨味として感じられやすくなります。また、チャーハン(納豆炒飯)にするのも非常に有効です。油で炒めることで、納豆の匂いがさらに抑えられ、パラパラとした食感でパクパク食べられるようになります。
この時期になれば、ひきわりではなく小粒のつぶ納豆に挑戦しても良いでしょう。ただし、丸呑みしてしまわないよう、よく噛んで食べるように見守ってください。匂いがどうしても気になる場合は、カレー粉(離乳食用の刺激が少ないもの)を少量混ぜると、カレーの香りが完全に納豆の匂いをカバーしてくれます。工夫次第で、納豆は完了期のメインおかずとして大活躍します。
月齢別・納豆の形状目安
・中期(7〜8ヶ月):湯通しして細かくすり潰す、または細かく刻む
・後期(9〜11ヶ月):ひきわりをそのまま、または軽く刻む
・完了期(1歳〜):ひきわり、または小粒のつぶ納豆をそのまま
具体的な調理法として、赤ちゃんが喜ぶアレンジレシピを知っておくと献立作りに迷いません。納豆の匂いを上手に隠しながら、栄養満点な食事を提供できる人気メニューをいくつかご紹介します。どのレシピも、事前の湯通しを行うことでより一層食べやすくなります。
納豆おやきは、離乳食後期の定番メニューです。材料は、細かく刻んだ納豆、柔らかく茹でた野菜(人参やほうれん草)、豆腐、片栗粉を混ぜ合わせるだけ。これをフライパンで両面こんがりと焼きます。焼く工程で納豆の水分が飛び、香ばしい風味が加わるため、独特の「むわっ」とした匂いが大幅に軽減されます。
おやきにすることで、中に入っている納豆が生地に閉じ込められ、空気に触れにくくなるのも匂いを抑えられる理由の一つです。また、手づかみで食べてもベタベタしないため、外出時の持ち運びやお弁当にも重宝します。中に入れる野菜を変えることで味のバリエーションも広がり、飽きずに食べてくれます。
さらに、生地に少しだけ「青のり」や「すりごま」を混ぜるのがコツです。磯の香りやごまの風味がプラスされ、より納豆の存在が自然になります。お好みでチーズを混ぜて焼くと、表面がカリッとして大人でも美味しいと感じるような仕上がりになります。冷凍保存もできるので、多めに作っておくと忙しい朝の食事にも便利です。
ツルツルと食べやすいうどんに納豆を合わせるのも人気です。ここで匂いを消すポイントは「大根おろし」です。大根おろしのさっぱりとした風味と酵素の働きが、納豆のクセを和らげてくれます。温かいうどんに大根おろしと湯通しした納豆、そしてたっぷりのお出汁をかければ、栄養バランスの良い一品が完成します。
お出汁の温かい湯気と共に納豆の匂いが立ち上がるのが心配な場合は、少し冷ましてから提供するか、あるいは冷やしうどん風にしてあげるのも良いでしょう。温度が低い方が、匂いの広がりは抑えられます。うどんを短くカットしておけば、赤ちゃんもスプーンで食べやすく、納豆とうどんがよく絡んで一体感が出ます。
彩りにゆでたオクラの小口切りを加えると、見た目も綺麗で、ネバネバ食材同士の相性の良さを活かせます。大根おろしの他にも、カブのペーストなどで代用しても同様の効果が得られます。お出汁を多めにすることで、納豆がスープの中に馴染み、一口あたりの匂いの密度が下がるので、納豆が苦手な子でも挑戦しやすいメニューです。
納豆とひじきの組み合わせは、鉄分を意識したい時期にぴったりのメニューです。ひじきや人参を甘辛いお出汁で煮た「ひじき煮」を常備しておき、食べる直前に湯通しした納豆とご飯に混ぜ合わせます。ひじき煮のしっかりとした味がついているため、納豆の匂いがマスキングされ、非常に食べやすくなります。
このメニューの利点は、ご飯の粒と納豆の粒が混ざり合い、納豆特有の「ヌルッ」とした感覚が緩和されることです。また、かつお節を最後にふりかけると、かつおの強い香りが納豆の匂いをさらに消してくれます。ひじき以外にも、細かく刻んだ煮物などの余り物を活用して、納豆と一緒に混ぜ込んでしまうのも良いでしょう。
もし、混ぜご飯でも匂いが気になる場合は、仕上げにほんの少し「ごま油」を垂らしてみてください。ごま油の力強い香りは、納豆の匂い対策として非常に優秀です。ごく少量であれば離乳食後期から使用可能です。香りの強いものを味方に付けることで、納豆のマイナス面を隠しつつ、美味しさを引き出すことができます。
レシピを成功させるコツ
・「焼く」「炒める」工程を入れると香ばしさが勝る。
・大根おろしやお出汁などの「水分」で匂いを分散させる。
・ごま油、青のり、かつお節など「別の良い香り」を足す。
離乳食に納豆を使う際、ママやパパを悩ませるのは「調理後の匂い残り」と「食器のベタつき」ではないでしょうか。これらをスムーズに解決する方法を知っておけば、納豆を食卓に出すハードルがぐっと下がります。清潔に保つためのちょっとした工夫をご紹介します。
納豆を調理した後の包丁やまな板、赤ちゃんが使った食器には、しつこい粘りが残ります。これを普通にスポンジで洗おうとすると、スポンジ自体がネバネバになり、匂いが移ってしまうことがあります。これを防ぐためには、洗う前に「お酢」または「クエン酸」を活用するのが効果的です。
納豆の粘り成分であるポリグルタミン酸は、酸性に触れると粘り気が弱まる性質があります。ボウルに水を張り、少しのお酢を混ぜた中で食器を軽くゆすぐだけで、驚くほどスルッと粘りが落ちます。その後に通常通り洗剤で洗えば、スポンジを汚すことなく綺麗にできます。また、お湯で予洗いするのも一つの方法ですが、お酢を使う方がより確実です。
包丁やまな板については、湯通しした後の納豆を扱うようにするだけで、汚れ具合が劇的に変わります。もし粘りが付いてしまったら、キッチンペーパーで先に拭き取ってから洗うようにしましょう。最初から最後まで「粘りを広げない」という意識を持つだけで、洗い物のストレスは大幅に軽減されます。
納豆を食べさせた後、赤ちゃんの口の周りや手に匂いが残ってしまうことがあります。特に離乳食期は手づかみ食べで顔中が納豆だらけになることも珍しくありません。食後は、濡らしたガーゼやウェットティッシュで優しく、かつ念入りに拭いてあげましょう。ここでも、微量のレモン汁を含ませたお湯で拭くと、消臭効果が高まります。
お部屋に漂う匂いが気になる場合は、調理中から換気扇を回すのはもちろん、食後に「緑茶」の茶殻を煎じたり、消臭スプレーを活用したりするのも良いでしょう。納豆の匂いは時間が経つほど取れにくくなるため、食べ終わったらすぐに食器を片付け、食べこぼしを処理するのが鉄則です。ゴミ箱に捨てる際も、ビニール袋に入れて口をしっかり縛ることを忘れないでください。
また、赤ちゃんの服に納豆がついてしまった場合は、放置せずにすぐにつまみ洗いをしましょう。乾いてしまうと匂いも粘りも定着してしまいます。酸素系漂白剤などを少し溶かしたぬるま湯につけ置きすれば、匂い残りもなくスッキリ落とせます。事前の対策と事後の素早いアクションで、納豆の匂い問題をクリアしましょう。
納豆は、主なアレルゲンの一つである「大豆」から作られています。初めて与える際は、他の食材と同様に平日の午前中など、すぐに病院に行ける時間帯を選び、スプーン1杯の少量から始めましょう。特に、すでに豆腐などで大豆アレルギーがないことが確認できていても、納豆の菌による反応や加工過程での違いもあるため、慎重に進めることが大切です。
また、納豆は鮮度が落ちるとアンモニア臭が強くなる傾向があります。大人が食べる分には問題なくても、匂いに敏感な赤ちゃんの離乳食には、できるだけ買いたての新鮮なもの、あるいは冷凍保存しておいたものを使用するようにしてください。冷凍する場合は、1回分ずつ小分けにしてラップに包み、さらにフリーザーバッグに入れると、匂い移りを防ぎながら保存できます。
解凍する際も、自然解凍よりは電子レンジ等で加熱解凍する方が、雑菌の繁殖を抑えられ、匂いも飛びやすくなります。赤ちゃんが安心して食べられるよう、衛生面と鮮度には常に気を配ってあげましょう。正しく管理された美味しい納豆なら、赤ちゃんもきっとその旨味に気づいてくれるはずです。
後片付けの裏技
・スポンジで洗う前に、お酢を混ぜた水で予洗いする。
・食べこぼしは乾く前に拭き取る。
・ゴミはビニール袋を二重にして捨てる。
離乳食の納豆は、その高い栄養価からぜひ取り入れたい食材ですが、匂いや粘りの扱いには少しコツが必要です。今回のポイントを振り返ると、まずは「湯通し」で表面の粘りと匂いを取り除くことが、最も簡単で効果的なステップでした。この下準備を習慣にするだけで、調理のしやすさも赤ちゃんの食べの良さも大きく変わります。
次に、乳製品や甘みのある野菜、お出汁、香りのある食材と組み合わせることで、納豆の風味を上手にコントロールしましょう。特にヨーグルトやトマト、おやきにするなどの工夫は、納豆が苦手な赤ちゃんにとっても強力な助けとなります。月齢に合わせて形状を工夫し、無理なく進めていくことが、将来の好き嫌いを減らすことにも繋がります。
後片付けについても、お酢を活用した予洗いなどの知識があれば、匂いや汚れを恐れずに納豆を献立に取り入れられるようになるはずです。納豆は、タンパク質だけでなく鉄分補給にも役立つ、ママやパパの強い味方です。今回ご紹介した調理法やアイデアを参考に、匂いを気にせず、親子で笑顔の離乳食タイムを過ごしてくださいね。